こんにちは!
CastingONEインターン生の三枝です!
1年以上インターンをしている私にとって最も謎に包まれた組織…それがDevチームです!
今回は、
CastingONEのメイン事業「CastingONE事業」の上流を担う、Devチームの実態に迫ります!
「爆速開発出来る理由」
「技術力・組織力向上のための取り組み」
「Devチームが今後目指すもの」
等々ざっくばらんに聞いてきました!
それではインタビューへレッツゴー!
ーーお疲れ様です! 今日はDevチームが爆速開発できる強さの秘密について知りたくて お話を聞きに来ました! まずはDevチームの役割やミッションについて教えてください!
岡崎:わかりました!
日々の業務においては、PDMを含むDevチーム全体で
市場環境やお客様の要望などを踏まえ、作るべきものを定義し、
最速でいいものをお客様にプロダクトとして届けることが役割です。
素早いサイクルで日々開発している中で高い品質を保つこともDevチームの役割です。
大きなミッションとしては、レガシーな派遣業界に対するサービス提供やDXによって、
技術で人材派遣業界を変えることが第一のミッションだと思っています。
小林:ですね。
CastingONEにおいて考えていることは、
連絡ツールといえばLINEだよね、みたいに
「派遣支援サービスといえばCastingONEだよね」という世界を作りたいと考えています!
岡崎:それからDevチームとしては、競合がどんどん出てくる中でも
やっぱり派遣業界を変えていかなければならないという思いはずっとあるし、
お客様に求められていることをちゃんと整理して、
競合に負けないスピードで進めていかなければならないですね。
ーーお客様の要望を取り入れながら開発していくことに、 どんな難しさがありますか?
岡崎:セールスの人はお客様と毎日会話しているから、
現場観がある分、お客様の事業推進に為にあると良さそうな機能を、
どんどんDevチームに共有してくれるんです。
それ自体はすごくいい状態だと思う一方で、
市場観とか包括的な視点で、
今取り組むべきことの「正しい優先順位」をつけていくことが難しさでもあり、
徹底しなければならないところかなと思います。
要望通り片っ端から作っていくと、
ちぐはぐなプロダクトになってしまうし…
小林:そう。かと言ってお客様の要望を無視して開発を進めれば、
どの企業様にも受け入れられないプロダクトになりかねないので、
うまくバランスを取ろうと奮闘しています。
ーーお客様と共に成長していくプロダクトといった感じですね! 今のDevチームの役割分担を教えてください。
岡崎:小林がプロダクトマネージャーとしてセールスとDevチームの架け橋となりつつ、
プロダクト全体の設計をしてくれています。
小林が叩き台を作り、Devチームみんなで話し合って、
「どうやって開発を進めていくか」を考えたり、
開発していく中で仕様の拡張にも柔軟に対応できるような体制で開発を進めています。
ーー開発環境はどうですか?
岡崎:Googleクラウドを使っていて、API系は全てクラウドランに寄せているので、
かなりスピード感を持って開発を進められていると思います。
マネージドサービスを使い倒すようにしていて、
本来注力すべきビジネス価値の創出に注力して進めています。
小林:あとは心理的安全性が高いチームだなと思っています。
新しくジョインしたメンバーも意見を言いやすい環境づくりを意識していて、
いつでも意見を言ってもらえればそれに対して真摯に向き合うことを日頃から伝えています。
ーーそういったコミュニケーションを実現するために、 何か取り組まれていることはありますか?
岡崎:日次で「デイリースクラム」を行っていて、
毎朝ちょっとした悩みや困り事は
この「デイリースクラム」で共有して解消するようにしていて、
この定例自体は短時間なので、そこで出てきた個別に対処したいことに関しては、
その都度ミーティングを設けたりしています。
ーー開発環境をさらに向上させるために、 何か取り組まれていることはありますか?
阿部:「ポストモーテム読書会」というものを月次で設けています。
これはSREコミュニティでのプラクティスになりますが、
高品質のサービス提供を実現するためにチーム力の向上を目的として、
インシデントが起きた際、
「そこから学べることは学んで、インシデントの経験をチームとしての財産にしよう」
という考えから始まった取り組みです。
ーー具体的にどういったことをされているんでしょうか?
阿部:具体的にはインシデントが起きたとき、
内部向けの障害報告書(ポストモーテム)を作るようにしています。
ポストモーテムには、
インシデントの内容や行った対応はもちろん、
そのインシデントからどういった学びを得られたかなどを記録しています。
ーー蓄積したナレッジはどこで管理されているんですか?
阿部:これらはKibelaっていうドキュメントサービスを活用していて、
テンプレがあるので、それベースでインシデントについて記録しています。
《参考:インシデントの記録例》
ーーこれは阿部さんが起案されたんですか?
阿部:はい、勝手に作りました(笑)
小林:かっこいいですね(笑)
まあ、こういう読書会を設けて、
万一インシデントが起きてしまった場合に、
同じ過ちをできる限り起こさないためにも振り返りを行うことで、
エンジニア達が新しく入ってきても過去のインシデントを認識した上で開発に当たれる、
ナレッジの共有を行っています。
阿部:それもそうだし、カルチャー的な側面が強いと思いますね。
岡崎:「ポストモーテム読書会」を取り入れて、
障害が起きたときに謝って終わりではなく、
障害からちゃんと学んでいくことで、チームをさらに強くしていけたらなと思いますね。
阿部:あとは取り入れるだけだはなく、取り入れた上で、
障害が起きた原因がケアレスミスで片付かないように気をつけながら運用しています。
ーーDevチームの雰囲気はどんな感じですか?
阿部:みんな粛々と仕事に打ち込んでいて、技術が好きな人が多いです。
みんなこだわりを持っているからこそ、
より良いプロダクトを作るために主体性を持って動ける人たちですね。
ーー「ポストモーテム読書会」はまさにこだわりと主体性の一例ですね
岡崎:技術の向上は大前提取り組んでいますが、
今会社がとにかく立ち上げていくというフェーズなので、
事業推進のために営業部とDevチームのバランスをとっていくことを重視しています。
そのためには開発環境をより良くしていくなど、
組織としての向上は欠かせないと思っています。
小林:ちなみに、技術の向上のために「テックチャンネル」というものを設けていて…
ーーテックチャンネルってなんですか?
小林:「テックチャンネル」は、
普段のプロダクト開発に限らない、技術に関する専用のSlackチャンネルです!
思ったことやナレッジの共有、技術周りで相談したいことがあればそこで話し合い、
メンバー同士で技術を高め合えるようにしています。
岡崎:コロナ前は出社していたので、ちょっとした相談や困り事をその場で話したりできたんですが、
コロナ以降リモートワークになるとそれがむずかしくなり、
このチャンネルを開設することにしました。
ーー「高い技術と強い組織」づくりを スタートアップの段階から推進しているわけですね! 今こそ面白い経験ができそうですね!
阿部:企業によって経験できる内容は変わってくるし、小規模の時期しか味わえない経験もあります。
最低限の給料ももちろん必要な要素ですが、
CastingONEはまだ規模の小さい企業にもかかわらず、
精鋭メンバーが揃って立ち上げていて、
そこでさらに「組織を強くしていく」という経験ができることは
とても魅力的なポイントですね!
エンジニアは比較的転職しやすい職種である分、経験で会社を選びたい人には合うと思います!
岡崎:あとは営業部の人たちにわからない技術的なタスクは全部降ってくるので(笑)
エンジニアといっても幅広いですが、CastingONEはスタートアップなので、
今いるメンバーでなんとかするしかなく、自然と経験が積み重なります。
小林:「ポストモーテム読書会」みたいな新しい文化を作れるところも魅力ですし。
阿部:そうですね。
例えば「こういうDevチームにしていきたい」みたいな
自分が持つビジョンを実現できるのもポイントですね!
ーー今後のDevチームの展望を教えてください。
岡崎:今いるメンバーはみんな優秀で、やらなければならないことは取り組んでいますが、
プロダクトを成長させていくためには、徐々にメンバーを増やしていくことが必須です。
組織を拡大しつつ、一人ひとりが自立していて高めあえるチームを作っていきたいと考えています。
同時に、人数が増えると開発スピードが上がりにくくなってくることがあるので、
体制づくりや仕組みづくりを通して、
引き続き開発スピードの速い組織であり続けたいと思っています。
阿部:チームを大きくする過程も超楽しそうだなと思っていて。
岡崎:なかなかこの規模から急成長することってないですもんね。
阿部:そうですね。そこをうまくハンドリングできて、
大きくなった組織で開発スピードを損なわずに進められるかどうかは、
個々の能力もそうですが、開発基盤も結構重要だと思うんです。
ここをどうしていくかは結構面白そうだなと思っています。
ーー今後も目まぐるしい変化がありそうですね! お話ありがとうございました!
CastingONEのDevチームの爆速開発の裏には、
・お客様の要望を市場感や事業フェーズを踏まえ精査しながら開発するスキームの徹底
・絶え間ない技術向上への取り組み
・早期から長期的な事業成長を見据えた組織づくり
がありました!
また、メンバーの入社年次に関係なく活発な議論が繰り返される文化も
Devチームの強さを表しているように感じました。
「ポストモーテム読書会」「テックチャンネル」…
次なる施策が早くも楽しみです!
引き続きDevチームのこれからを追いかけて行きます!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それではまた次回、お楽しみに!
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